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最近では、使えなくなったカラーコーンやコーンバーを工事用黒板・標識ロープ(トラロープ)などに作り替え再利用することにより、工事現場からでるゴミを最小限に抑えることにも取り組んでいます。 |
敷均し時温度管理
(143℃)
合材温度管理
舗装工事の品質管理は、合材の温度や粒度、または締め固め度など、完成した道路を見る限りでは目に見えない事ばかりです。しかしこれをしっかりやっていないと、供用開始した道路は、見る見るうちに劣化していき、穴だらけ、クレームだらけの道路になっていきます。
特に合材の温度管理は重要です。アスファルト混合物は温度によって締め固まる最適温度があるのです。時間が経つ毎にどんどん降下していく合材の温度をしっかりと管理し、施工スピードの変更や、アスファルト混合プラントへの電話(出荷温度を少し下げてくれ、等)をするのが監督の役目です。
温度管理の目安は以下の通りです。
(適正温度は、アスファルト混合物の種類や気象条件によって異なります)
1.敷均し時の温度‥‥‥‥120〜150℃
2.初転圧時の温度‥‥‥‥110〜140℃
3.二次転圧時の温度‥‥‥ 80〜120℃
■現場密度試験
路盤の締固め度を測定する試験。砂置換法というやり方が一般的。締め固めた路盤に穴を掘り、砂を入れて体積を調べることで、密度を計算します。
■プルーフローリング試験
荷重を掛けたタイヤローラーなどを走行させ、目視で路床・路盤面の不良箇所を見つける試験。不良箇所を発見した場合、その部分を良質な材料と置き換える等の処置が必要。
■コア抜き
施工後の舗装を乱数表より無作為にコア抜きする。その後、試験室にて加熱・抽出し骨材の粒度やアスファルト量、締固め度を測定する。出来形として厚みも測る。
■平坦性試験
品質管理というより、出来形管理に分類される。表層の施工後のみ行われる、道路の平坦性を調べる試験。3mプロフィルメーターと呼ばれるものを走行させて調査する。